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2015 プレイオフで印象に残った選手

プレイオフもすでにカンファレンス・ファイナルの段階でいよいよ2014-15 NBAシーズンも終わりが近い。約1ヶ月前に始まったプレイオフで残念ながら負けていったが特に印象に残っている選手を今回はピックアップしてみた。

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Tim Duncan

昨季のチャンピオンであるスパーズは毎年のように「もう年だから」といわれながらも優秀な成績を残していたものの、今年は残念ながら1回戦で敗退。トニー・パーカーやジノビリが万全の状態でない中、LACとのシリーズ中に39歳の誕生日を迎えたダンカンはチームの最年長プレイヤーとは思えないほど生き生きとプレイした。ポストシーズンでは17.9点、11.1リバウンドを記録。「(選手としての)もう時間が限られてるのはわかってるから、もっと楽しんでるんだ」という言葉通り、本当に楽しみながらプレーしている姿が印象的だった。 (Photo via uproxx.com)

NBA: Playoffs-Toronto Raptors at Washington Wizards

Paul Pierce

ダンカン同様、キャリアの晩年を迎えているピアース。ラプターズとのゲーム3ではドラマチックなブザービーターを決め「I called game(試合終了)」との名言を残し、その後のホークス戦でのゲーム5では残り8.3秒で逆転スリーを決めた後、ホークスのベンチに向かって「Series(シリーズは決まった)」と言った。その試合は結局逆転され、ATLに3-2でシリーズをリードされることになる。運命のゲーム6、最後の最後にまたもや劇的な瞬間が生まれたかと思ったもののピアースのブザービータースリーは時間内に手を離れず、ブザーをビートすることはできずにWASはプレイオフ敗退となった。試合の後ピアースは「いまは今後バスケを続けるかさえわからない。毎年、シーズンごとにどんどんハードになってくる。シーズンやプレイオフの道のりは本当にエモーショナルで、体力的にも精神的にも疲れ果てる。」と語った。とはいえあれから1週間以上経ってLAC行きの噂が立ち、まだピアースのプレーを見たいと願う人々は多そうだ。大舞台の劇的な場面での活躍、ツイッターで繰り返し話題になる名言など、個人的にももう少しこのベテランを見ていたいと思う。 (Photo via CBSsports.com)

tonyallen

Tony Allen

MEMとGSWのシリーズはトニー・アレンなしでは語れない。派手なプレーをするわけでもなく、一番印象に残っている場面は?と聞かれたらゲーム1のハーフタイムでGSWのジュニアダンスチームが踊っている最中にど真ん中を通ったシーンだと私は答えると思う。その後試合中にアレンがボールを持つたびにオラクルアリーナの観客から盛大にブーイングを受けていたが、試合後カリーは「それだけ集中してたんだろうね」と笑ったように、まさにあのハプニングはアレンのゲームに対する集中力を象徴していた。メンフィスではThe Grindfatherの愛称で呼ばれるアレンがクレイ・トンプソンからボールをもぎとり「First Team All Defense!」と連呼する姿は話題になった。後日ちゃんとFirst Team All Defenseの座を手にしたアレン。「トニー・アレンの役目はみんなが大好きな選手の一番嫌いな選手になること」を貫くことで、みんな彼のことが好きになったのではないかと思ったプレイオフだった。 (Photo via Grantland.com)

austin

Austin Rivers

え、オースティン・リバーズ?ブレイクじゃなく?と思う人もいるかもしれない。もちろんブレイク・グリフィンのプレイオフでの活躍は素晴らしく、彼をもうひとつ上のレベルの選手として確立した。それでもベンチの薄いクリッパーズで、誰も期待していない中でのオースティンの活躍は印象に残った。25点差でLACが勝利したゲーム3では25点を得点し、間違いなくチームに貢献した。スパーズとの第1ラウンドでハムストリングを痛めたクリス・ポールに代わってロケッツ戦をスタートしたオースティンは自らをクロスオーバーしてこけたり(GM1)、試合時間残り1分を切った速攻で解説のケビン・ハーランに「Here comes Austin Rivers!」と興奮気味に言われたそばから盛大にバランスを崩して倒れ込んだり(GM2)と、残念なオースティンな場面もあった。それでも笑い者になりながらも、めげることなく何度も立ち上がり、目一杯がんばるオースティンに心を打たれている自分がいたのも確かだった。(Photo via clipperholics.com)

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Derrick Rose

このデリック・ローズのドヤ顔である。繰り返し怪我に苦しめられ、3年ぶりにまともにプレイオフでプレーすることができたローズ。キャブズとのゲーム3でブルズのリードを決めたこのブザービーターは、シカゴのファンが待ち望んでいた瞬間だった。クラッチで深いスリーをバンクショットで決めチームメイトに抱きつかれながら、かつてのMVPはこれからのデリック・ローズを見据えていたのかもしれない。(Photo via SBnation.com)

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