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JJ レディック X ジャマール・クロフォード - B-BALL MUSE
毎回楽しみにしているJJレディックのポッドキャスト。LACのプレイオフ敗退が決まった翌日にジャマール・クロフォードが出演した回を翻訳した。 毎回おもしろいゲストからここでしか聞けないような話が聞けるので愛聴しているJJレディックのポッドキャスト。5月2日の回ではプレイオフ敗退が決まった翌日なのにも関わらず、チームメイトのジャマール・クロフォードを招いて語り合った。 元のポッドキャストエピソードはこちら。 JJ) JJ レディックの The Vertical ポッドキャストへようこそ。このポッドキャストを始めるにあたって今回の収録は今年一番難しいものになるだろうと気付きました。今これを録ってるのが土曜日の朝。昨晩ポートランドで試合があって。ボロボロになりながら闘って勝利を手にするかと思いきや、俺たちのシーズンは終わった。今日はチームメイトであり、友達でもあり、今年のシックスマン賞受賞者のジャマール・クロフォードが来てくれてます。ジャマール、今日は来てくれてありがとう。 JC) バッブズ!バッブズって言っても聞いてる人は何のことかわからないね。いやぁ、お前のためならなんだってやるよ。 JJ) (笑) JC) なんか変な感じだよな…俺らにとってもチームにとっても。なんとも言えない。 JJ) 君の視点から昨日の俺らのロッカールームの状況を説明してくれないか?ほら、ドックのミーティングやメディアが入ってくる前の、選手だけで、シーズンが終わったんだとわかった時の。 JC) あんなに感情が入り混じったロッカールームは見たことなかった。だって思ってもみなかったようなやつらが泣いたり… 全部出てきた感じだった。なんというか、全部。文字通り血と汗と涙をあのコートの上に置いてきたんだ。すごかったのが、みんながみんな同じ気持ちだったんだよな。だから部屋中がそんな感じになって… ポール・ピアースみたいなやつが泣いてるのを見るのは今でも本当に言葉にならないね。だってチャンピオンシップを勝ってきたような選手だぜ? JJ) そうだな。 JC) 彼が泣いてるのを見て、他のやつらも泣いてて… それでドックやスティーブ(バルマー)も… 彼らも言葉をつまらせててさ。なかなかないよね。 JJ) シーズンの全てを頭の中で整理するのにはしばらく時間がかかるよな。でも俺も昨晩は君と似たようなリアクションだった。シーズン全体を通して感情のジェットコースターみたいだったからね。 JC) うん。 JJ) 本当そうだった。 JC) マジで。 JJ) だって中国の時点ですでに… JC) そう! JJ) 新しい人や個性をまとめたり、ブレイクの怪我… もちろんブレイクとクリスがゲーム4で怪我したのだって。で、俺は個人的に、もしかしたらその時々の感情を押し殺していたのかも、と思ったんだよね。 JC) うん。 JJ) 他のやつらも似たように感情を押し殺してきたんじゃないのかな。シーズン中ずっと。それが昨晩全て表に出た。 JC) そうだな。 JJ) ロッカールームに戻ったら全部… JC) 全部出てきた。 JJ) 全部一気にね。多分4番か5番目くらいにコートを離れたんだけど、ロッカールームに戻ったらすぐに一人にならないと、って(笑)。ドックが入ってくる時にはロッカールームにいたいと思ったけどまだ時間がかかりそうだったから、5分、10分ほどひとりでトイレの個室にこもって、ただそこに突っ立ってた。色んな想いがあふれてきてさ。君も戻ってきて、みんなが泣いてるのを目撃した。俺は…君もそうだと思うし、これについてはもっと後で話すけど、俺はシーズンが終わって泣いてるやつらがいるロッカールームも、そうでないロッカールームも両方経験してる。全員が同じ気持ちになるっていうことは、そのグループの絆の強さの表れだと思う。 JC) …